ニュースレター始めます。
先日36歳になりました。お祝いの言葉をくださったみなさん、ありがとうございました。
この度、ニュースレターを始めることにしました。
理由はいくつかあります。この記事にてお伝えしたいと思います。
その前に初めましての方もおられると思うので、簡単に自己紹介をします。もう知ってる!という人はぬかしてください。
自己紹介
名前: 野口 晃菜 (Akina Laurette Noguchi)
出身:
ロサンゼルス生まれ。2歳までロサンゼルス、その後は小6まで埼玉、小6の夏休みから高校卒業までの7年間はアメリカ・イリノイ州で過ごしました。その後は筑波大学にて障害科学を専攻。博士前期課程(修士)を終えるまで筑波に6年間住み、博士後期課程へ進学した年に東京に引っ越してきました。
仕事・アルバイト:
ずっと教育・福祉関係。高校生の時のアルバイトはベビーシッター、家庭教師、公文(アメリカでも公文大人気!)。大学・博士前期時代は英会話スクール兼託児所にて英語の先生と英語で託児をするスタッフを6年間してました。ここでカリキュラムを作ったり実際に子どもに教えたり保護者のみなさまとやりとりをする経験をかなり積ませてもらいました。その後、博士後期課程へ進学と同時に、都内の某区にて小学校の非常勤講師として働きました。1年間で辞めて、その後10ヶ月ほどは博士課程の研究に集中。アメリカに2ヶ月滞在してフィールド調査。その後はアルバイトとして入社した障害のある方を支援している会社で10年間働いています。今は会社で研究や実践をしながら、大学の非常勤講師として特別支援教育について教えつつ、個人事業としてオンラインゼミの運営や講演・研修、コンサルテーションなどをしています。
関心・専門:
このニュースレターのタイトル通り、私が一番関心あるのは「インクルージョン」です。
ここでの「インクルージョン」の定義は、「障害、性別、性的指向、性自認、経済格差、能力などによる差別や排除がない状態を目指すプロセス」としたいと思います。
なぜインクルージョンに関心を持ったのか?はかなり長くなる話なので、今後ニュースレターで配信していきます。
もともとの専門は障害児教育・特別支援教育・インクルーシブ教育ですが、ここ数年で福祉分野、司法分野、ジェンダーなども含めたインクルージョンに関心が広がりました。そのため、このニュースレターでは、教育や障害のみについてではなく、福祉、司法、ジェンダーなどについても扱っていきます。
これまでの書籍、論文などについてはこちらをご覧ください。
お仕事の依頼はSNSかこちらのホームページのcontactからお問い合わせください。
なぜニュースレターを始めるのか?
昔から、自分の考えを書いて整理することが多いです。また、口頭で伝えるよりも、書いて伝える方が得意で好きでした。自分から出てくる言葉をとても大切にしています。私がいつも一番恐れているのは、自分の口を塞がれることです。
もともとnoteをよく書いていましたが、差別的言動やそれを助長するような記事が掲載されており、別の発信方法を探していました。そこでtheletterをご紹介いただきました(※)。(noteのこれまでの記事の転載も考えましたが、昔考えたことなので、そのままにしておこうと思います)
私にとって文章を書く目的は、①自分の頭を整理すること、②インクルージョンに関心のある人に伝えたいことを発信すること、③インクルージョンに関心のない人に伝えたいことを発信すること、の3つがあります。このニュースレターでは、①と②を目的にします。ちなみに③は最近オーサーを始めたYahoo!ニュースや最近ご依頼をいただいている一般の方向けの記事執筆などで頑張ります。
本ニュースレターでは、インクルージョンに関する実践や研究をする中で気がついたこと、自分自身の考えの整理、学んだことの整理、これまでの振り返りなどを中心に発信していきます。私自身、自分自身の中にある染み付いている差別意識やこれまで自分が無自覚のうちに恩恵を受けてきた特権性について、絶賛向き合い中です。それに気づくプロセスについても発信します。
ぜひこれについて書いて欲しい!など、ご希望がありましたらいつでもコメントやご連絡ください。全てにお応えはできませんが、書けるものは書いていきます。
内容によって、誰でも読める記事、読者のみの記事を書きます。確実に毎回読みたい!という方は読者登録をお願いします。頻度は最低月一回、書きたいことがたくさんあったり時間がある時は何度も更新します。
オンラインゼミ・ツイッター
よりインタラクティブな場でインクルージョンについて考えたい、という方は、インクルージョン研究会・あぜみ(オンラインゼミ)へぜひ。Facebookの非公開グループでの交流、月2回のオンラインゼミ(ミニ講義、座談会、交流会)をしています。現在220名ほどの方が参加しています。月500円〜です。コロナが落ち着いたらオフ会やあぜみツアーを敢行予定。情報保障として、UDトークによる音声認識と修正(チーム14名)も実施しています。他に必要な配慮や工夫は入会時にご連絡ください。
ツイッターはその時思ったことや日常について頻繁につぶやいています。
以上です。思ったより長くなってしまいました。
これから本ニュースレターを通してみなさんと繋がれることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。
(※)noteはやめても差別的言動をそのままにしているツイッターやYahooニュースはやめないの?と思いますが、そのプラットフォームを使わないと発信ができないことが悩ましいです。せめて自覚して利用し、これらのプラットフォームが差別的言動に関する規定を設ける方向性になるようできることをやりたいと思います。
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